転職活動をしていると入ってくる情報の1つに、「転職エージェントを使うより、直接企業に応募するほうが受かりやすい」というものがあります。
確かに、ケースバイケースで直接応募が有利になることがあるかもしれません。
ただ、転職を3回以上経験してきた僕の経験上、大半の人に関しては転職エージェントを利用するのがベストだと強く主張します。
本記事では、直接応募と転職エージェントを利用したそれぞれのメリット・デメリットから、転職エージェントを利用するのがベストな理由を解説していきます。
本記事を読むことによって、よりあなたの転職活動がうまくいく確率が高くなると思いますので、是非最後までお付き合いください。
さっそくですが、本題に入っていきます。
転職活動は直接応募より転職エージェントが有利です

タイトル通り、結論は「転職するならエージェントを使おう」ということです。
一言で理由を説明すると、「直接応募はめんどくさいから」です、笑
というのは半分冗談でして、直接応募と転職エージェントのメリット・デメリットを見ていくと、どう考えてもエージェントを利用した方がメリットが大きいんですよね。
まずは、直接応募と転職エージェントのメリット・デメリットから転職エージェントを使った方が良い理由を見ていきましょう。
直接応募するメリット・デメリット

直接応募とは?
その名の通り、直接企業に応募するというものです。
媒体はおもに企業側のホームページ。なかにはツイッター経由の応募もあり。
転職エージェントを介さないため、企業側に金銭コストがかからないのが特徴です。
直接応募するメリット
意欲が高いと思われる。
転職サイトやエージェント経由で応募する人が大半なので、直接応募するだけで意欲が高いと思ってもらえます。ただ、その分志望動機を深く突っ込んでくる会社が多いのが経験上印象的でした。
特にホームぺージに掲載されている事業内容、サービスなどについて。
なかにはホームページの改善点を聞いてきた会社もありました、笑
採用されやすい会社もある。
直接応募の方が転職エージェントより金銭コストが抑えられるという事実はあります。
そのため採用に関する金銭コストを抑えたくて転職エージェントより直接応募を重視する会社も中にはあります。
直接応募するデメリット
求人内容が不透明
企業によっては採用ページに応募フォームと簡単な募集要項のみ掲載しているところもあります。
転職サイトに掲載されてる条件だと思って面接までいったとしても、いざ条件をすり合わせてみると
「まったく違っていた」なんてことも・・・。
面接時に条件を深く聞くのも得策ではないので、ジレンマを抱えざるを得ません。
「から募集」の可能性がある。
「から募集」=かたちだけホームページに求人を出している場合。
人材が足りていても、ホームページを更新しなくて掲載されたままのケースがあります。
好条件で掲載されて問い合わせてみたら、「いまは募集してません」となります。
それすら隠そうとする企業の場合は、「慎重に検討を重ねた結果、今回は見送らせて・・・」
という可能性があります。
トラブルが起きてもサポートがない
求人条件が違う、圧迫面接を受けた、など転職活動をしてると思わぬトラブルが起こる場面があります。
そういった場面でも、相談したり、対応してくれることはありません。
スケジュール調整がめんどくさい
直接応募の場合だと、スケジュール調整は企業の人事担当とやりとりする場合が大半です。
一方的な企業だと、企業側の指定された日のみしか都合をつけてもらえず、有給を取らざるをえない場合もあります。
仕事中にも電話がくる
転職エージェントだと、事情を説明していれば考慮してもらえますが、直接応募だとこっちが仕事中でも電話が来ることが多々あります。
企業の人事の方も仕事中なのでしかたないですが、やはりお互いの仕事の時間を取り合うのは効率的とはいえません。
履歴書のやりとりが面倒
企業ごとによって履歴書、職務経歴書を送らなければいけません。
メールだけならまだしも、なかには郵送のところもあり、「印刷して、写真貼って、封筒買って、切手貼って、ポストに入れて・・」とだいぶ消耗します((+_+))
転職エージェントを利用するメリット・デメリット
転職エージェントを利用するメリット
エージェントが企業側にプッシュしてくれる。
あなたの履歴書を提出する際や面接のアポの際など、転職エージェントが企業の担当者にあなたのいいところを説明してくれます。
面接で自己PRするのも良いですが、第三者からの説得しかも企業に信頼のあるプロのエージェントからなので、企業側も印象アップにつながります。
スケジュール調整しやすい
複数社が気になってる場合でも、あらかじめスケジュールを伝えておけば、エージェントがすべて面接の予定を組んでくれます。直接応募だと自分の希望を通すには気が引けますし、スケジュール調整だけでもかなりの時間が取られます。スケジュール調整をしてもらえるだけでも転職エージェント利用のメリットは大きいです。
履歴書、職務経歴書のアドバイスをしてくれる
自分で履歴書や職務経歴書を書いてるとわからない部分がたくさん出てきます。
ググッたり、本で調べたとしてもあくまでそれらはマニュアル。
あなたの経歴やPRを自分だけで客観的に分析するには限界があります。
転職エージェントは、業界や職種に合わせた志望動機や自己PRなど「プロの目線」でアドバイスしてくれます。しかも無料で。
面接のサポートをしてもらえる
はじめて転職する方や会話が苦手な方は面接のサービスがあれば利用するのも良いですね。
せっかく書類選考を通ったのに、面接がうまくいかなくて不採用になってしまうのはとてももったいないです。
利用できるサービスは積極的に活用していきましょう。
お祝い金をもらえる
転職サイトにもよりますが、数万~数十万円までお祝い金がもらえることもあります。
とはいえ、上手く転職できれば1年で十分もとが取れる金額なので、お祝い金を基準にするのはやめた方がいいです。「もらえればラッキー」くらいのスタンスでいましょう。
配属や年収などの諸条件を交渉してくれる
直接応募だとできないのがこれ。特に面接後だと「決まってしまったしもう企業側の条件でいいや
」と投げやりになってしまう人さえいます。
転職エージェントは少しでも気になる条件があれば遠慮なく意見をいうことができます。
むしろ、できるエージェントに当たれば、エージェントから交渉してくれるなんてことも。
転職全般に関して客観的なアドバイスがもらえる
履歴書・職務経歴書のアドバイス以外にも多くの場面でアドバイスをもらることがあります。
たとえば、自分の希望条件が高望みすぎないか、逆にもっと希望を言ってもいいのかなど。
ときどき厳しいアドバイスをもらうこともあるかもしれませんが、エージェントは転職を成功させるために言ってることなので、基本的には素直に聞くのがいいです。
書類選考や面接に落ちた理由を教えてくれる場合がある。
僕の経験上、直接的ではなく遠回しで教えてくれることが何度かありました。
落ちた後に、「書類の志望動機を直してみましょう」などとアドバイスをくれたら、
「そこが悪かったんだな」と気づくことができます。
転職エージェントを利用するデメリット
ごく一部の質の悪いエージェントに当る可能性がある。
基本的には誠実な対応をしてくれますが、ごくまれに質の悪いエージェントにあたる場合があります。
特徴としては、連絡が遅い、態度がでかい、求人が希望と的外れなど。
万一、そういったエージェントにあたってしまったら、遠慮なく担当を変更してもらうように言いましょう。
直接応募の方が有利になる場合がある。
前述のとおり、直接応募の方が有利になる企業もあります。
ただ、応募者の側からすればどの企業が有利なのかはわかりませんし、労力を考えたらエージェントを利用するべきです。
【直接応募は企業側にコストがかからないから合格しやすい説】について
「エージェント経由でのサイトだと金銭コストがかかるから企業は直接応募の方を合格させる」という意見があります。
もちろん、直接応募の方が合格しやすい場面があるでしょう。
たとえば、まったく同じスペックの人材が転職エージェント経由と直接応募で来た場合など。
ただ、いままで説明してきたとおり直接応募はデメリットがあり、結果としてエージェント経由の採用が多くなるというのが現状です。
・企業は労働コストがかかる
・エージェントに金を払っても優秀な人材を確保したい。
・エージェントが最低限人材の質を担保してくれる。
・企業側からしたら変な奴が来る可能性
そもそも採用コストすらをケチってる会社はいかがなものかと・・・。
成長中の会社ほど人的投資に費用は惜しみません。
経営が厳しくなれば、優先して削られる経費の中に「人件費」があります。
採用コストを少しでも削減したいのは経営が厳しい場合が多いです。
まとめ
直接応募より転職エージェントを使った方が有利
改めてみると良いことづくめですね。
当ブログではおススメの転職サイトも紹介してるので、是非エージェントに一度相談してみてくださいね。

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