昨今、プログラミングの需要が高まってきて、いまでは小学校の授業でも行われてるくらいです。
そういった中、転職や就職でエンジニアになりたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

「プログラミングに興味があるけど、エンジニアって稼げるの?」
「稼げるまでのキャリアがあるなら教えて欲しい」
本記事では、上記の方に向けての内容となってます。
本記事を読むことによって、どういうキャリアを積んでいけば「稼げるエンジニア」になれるか知ることができます。
エンジニアは稼げるのか

まずは結論からいうと、「キャリアの進め方によっては稼げることも十分可能」です。
ちょっと抽象的な表現で恐縮ですが、順を追って説明していきますね。
フリーランスが稼げる
大前提として、エンジニアは人材不足需要は増え続けています。
報酬を上げなければ人手が足りないというのが状況でして、下記のとおり、フリーランスの場合だと週3の出勤で月60万円の案件なども結構あります。しかもリモート(在宅)が多いです。

さて、稼げるかどうかの基準ですが、一般的に稼いでるサラリーマンのイメージとしての「年収1000万円」なら十分射程圏内です。

ただし、上記のグラフからわかるとおり、それはフリーランスエンジニアというのが大半です。
会社員ですと、やはり年功序列の風潮が残っているため、実力があっても簡単には出世できないのが現状です。
そして、たとえあなたに実力があり、順調に役職者まで登り詰めたとしても年収数百万が多く、役員クラスにならないと年収1000万円オーバーはなかなか厳しいです。
エンジニアで稼ぐまでののキャリア
それでは、年収1000万円までの道のり、特に未経験はどういったキャリアを積んでいけばいいのでしょうか?
おすすめは、「プログラミングの基礎を学ぶ→会社で働きながらスキルアップ→同時進行で副業で自分で仕事を取る→安定しそうだったら独立」というコースです。
以上のようなプランが稼いでいるフリーランスエンジニアの方も多く提唱してるプランでして、安定しつつ確実に稼いでいける方法です。
フリーランスになるにも、基本的には実務経験が必要です。
あなたがもし未経験な場合、就職するには3つのプランがあります。
- 独学でプログラミングを学ぶ→就職
- スクールでプログラミングを学ぶ→就職
- いきなり就職 する
1.独学でプログラミングを学ぶ→就職
インターネットやテキストでプログラミングの基礎を学んでから就職するというパターンです。
基礎というのは人によって違いますが、だいたいHTML.CSS+プログラミング言語1つという認識の方が多いです。
WEBサイトならいちから作れて、プログラミングの理論もある程度は理解できるというレベルです。
20代なら基礎を学んでいれば入れる会社は結構あります。足りない部分や実務や研修で補ってもらえます。
入門におすすめの本を一つ紹介しておきますね。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
この1冊をマスターすれば基本的なホームページ作成はマスターできます。
スクールも考えてるのはちょっと・・・という方は自宅でできるオンラインプログラミングスクールもあります。
いちおしは「現役エンジニアのオンライン家庭教師【CodeCamp】」です。
独学と比べるのもいいですし、意外とオンラインスクールの方がしっくり来る方もいます。
無料で体験できるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
2.スクールでプログラミングを学ぶ→就職
20代の方は、プログラミングの基礎を身に付ける上で、独学もいいですが、スクールに通った方が効率がいい人もいます。
- エラーが起きたら1人で解決する自信がない
- モチベーションの維持が難しい
- 独学に慣れてないし、何から勉強したらいいかわからない
上記に当てはまる方は、独学よりスクールを検討した方がいいです。
スクールですとメンターといわれる講師がいるため、わからないことがあれば質問できますし、未経験者に合わせたカリキュラムがあります。
周りも「ガチでエンジニアを目指している」生徒が大半なので刺激されやすいです。
また、転職して何も知識がない状態だとできる業務が限られてくるので、「即戦力で活躍したい」という方にはおすすめです。
数十万かかるスクールもありますが、20代の場合は授業料が無料な上に転職支援をしてくれるプログラミングスクールもあるので、20代の方は是非チャレンジしてみて下さい。
おすすめな上記2つの無料スクールです。 GEEK JOB は参加者の8割近くが未経験ですが、9割以上の転職成功実績があります。どちらも無料相談をしてますので、「自分でも挑戦できるかも」と思ったら是非通ってみて下さい。
3.いきなり就職する
「勉強は仕事をしながら覚える」というタイプの方は一定数います。
実務をしながら覚えてったほうが「実際に使えるスキル」を身に付きやすいですし効率が良いという面がありますからね。
会社によっては業務をする前提の研修を数か月するところもあるので、ひとによっては早くスキルを身に付けられます。
ただ、注意したいのが会社によっては使う言語が限られていたりブラック企業の場合ですと教えてくれる環境ではないというリスクもあるので転職エージェントなどに相談したほうがいいですね。
→【20代必見!】おすすめの転職サイト3選!【思い立ったらすぐ行動】
実務未経験で独立は危険
「未経験でいきなり独立する」というプランもありますが、20代といえどそれはけっこう危険です。
実務未経験の現実
フリーランスのサイトは実務未経験だとほぼほぼ仕事をくれません。
フリーランスのサイトに登録すればわかるのですが、実務未経験だとほぼ案件を振ってもらえないのが実情です。「独学でプログラミングを勉強しました」くらいでも同じです。もしかりに案件をくれたとしても安い案件ばかりですし、仕事をして成長がありません。
サイト側からすれば、スキルがない人材に案件を振って、クライアントに迷惑を掛けたら自分たちの信頼が落ちてしまうので当たり前といえば当たり前なんですけどね・・・。
クラウドサービスも低単価案件ばかり
独学でスキルを身に付けてランサーズやクラウドワークスを受けるのも否定はしませんが、案件を実際にみると低単価なものが多いです。
時給に換算すると数百円なんてことも・・・。
実績を作るために低単価でも案件を受ける人や、小遣い稼ぎくらいの気持ちでやる人が大半という状況の中で、「発注者側に有利」というのがいまのクラウドサービスの現状です。
小遣い稼ぎくらいならまだしも年収1000万円はほど遠いルートです。
営業が得意でないと仕事が取れない
フリーランスサイトやクラウドサービスを利用せずにクライアントから「直案件」を営業して取るということも営業が得意な人ならできなくはないと思います。
ただ、先方にプログラミングスキルが高い人がいても対等に話ができなければスキルを怪しまれてしまいますし、いくつも案件を取れないと収入が安定しません。
そういったさまざまなコストやリスクを考えると、あまり未経験者にはおすすめできる手段ではありません。
精神的に負担がかかる
収入が安定せず、結果メンタルも不安定になるという負のスパイラル。
ここまで説明してきたように、スキル・営業力・業界知識など総合的に足りない部分が多いので、なかなか収入が安定しずらいです。
そうなってくると、メンタルも安定しないですし、仕事やスキルアップができる状況ではなくなり年収1000万円どころではなくなってしまいます。
年収1000万円を目指すには独立が早いですが、焦らなくても1年もあれば実務で十分経験が積めるので、無理して不安定な方を選ぶ必要もないでしょう。
まとめ
ここまで、キャリアの進め方についてお話していきましたが、一つ言えるのは「20代は恵まれすぎてる」ということ。
あなたがもし、20代なら是非エンジニアを目指してもらいたいです。
エンジニアになれば多くのメリットがあります。
- 比較的短期間でスキルが身につく
- フリーランスなら20代でも年収1000万
- 服装が自由だったり在宅でもできる。
- 将来性がある。
- 学歴や資格が関係ない。
上記のように多くのメリットがありますが、30代を超えてくるとどうしてもチャレンジしにくくなるのが現状です。
「勉強時間がない」「若くないからエネルギーがない」「家族がいるからリスクを取れない」「年齢的に転職しにくい」
大変な部分はあるのは事実とは思いますが、どうしてもできない理由をつけてしまいます。
一方、20代は比較的「身動き」を取りやすい状態にあります。
あなたがもし20代ならそれだけでエンジニアで年収1000万円稼げる条件を満たしていると言っても過言ではありません。
20代の方は是非チャレンジしてみて下さい。
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